津南町 高野山(799.4m) 2016年5月6日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 10:32 林道−−10:46 高野山 10:52−−11:00 林道

場所新潟県中魚沼郡津南町
年月日2016年5月6日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道路側に駐車余地あり
登山道の有無無し
籔の有無根曲がり灌木藪
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント地形図に記載されていない北側の林道から往復。斜面は根曲がり灌木で覆われるが隙間が多く意外に歩きやすい。山頂は木が伐採された形跡ありだが周囲は背の高い立木に囲まれ展望皆無




地形図に無い林道から登り始める 既に山頂まで200mを切っている
法面を避け谷筋を登る 足元が緩くなり左の斜面に這い上がる
灌木藪が連続するがそれほどの密藪ではない 高野山山頂。ここだけ刈り払われている
高野山山頂から見た360度パノラマ写真。樹林に囲まれ展望なし
林道到着


 高野山(こうやさん)と言えば通常は和歌山の有名なお寺を指すが、栄村のお隣の津南町にも高野山はある。ただし読みは「こうのやま」で寺院など無い登山道無き無人地帯の藪山。顕著なピークではなく河岸段丘のような急斜面の肩にある山で、登った人はほとんどいないだろう。いるとしたら登山者ではなく山菜取りの方がよほど可能性が高い。

 この山はすぐ近くまで車道が通っているので短時間で登れそう。標高が高い「河岸段丘」の上側には近くに車道がないため、歩く距離が近い麓から登るのがいいと考えた。地形図上で山の西側に終点がある短い林道が最短距離である。

 山の北側は高原の畑地帯で主要路は舗装されている。目的の短い林道は未舗装だが車が入った形跡は濃く普通車でも問題ない。いきなり急坂を登って分岐は右。ジグザグに登ってそろそろ林道終点かと思ったら林道は延伸され、地形図に書かれていないので行き先不明だが高度そのままに東へと向かって山頂が接近する方向でラッキーだ。最高点付近から取り付きたかったが車を置くスペースが無く、東へ少し下った右側に駐車可能なスペースを発見して車を置いて出発。

 斜面は林道造成で法面化しており取り付ける場所は多くはなく、潅木に囲まれた微小な谷地形から登ることにした。水は無いがやや湿って足元の赤土が滑りやすく、傾斜が急になるとスリップ多発で簡単には登れなくなり、潅木の密度が高い場所を選んで左側の斜面へと這い上がる。微小尾根に乗ると植生はこれまでと同じく潅木藪。雪の重みで下側を向いて根曲がり状態だが、それほど高密度ではないので隙間を縫って容易に登れる。もう新緑の季節で若葉が目に眩しい。もう少しすると葉っぱに虫が付くだろうな。

 この山は顕著なピークが無いので適当に登って台地に出ても山頂がどちらにあるか地形で読むのは不可能なので、GPSを頼りに進行方向を決める。運良く今回は斜面をほぼ直進だった。

 斜面を登りきって傾斜が緩むと背の高い樹林が開けた場所に飛び出した。明らかに刈りは払いされた広場で三角点がありそうな場所であったが、わざわざ探し回らずとも白い標柱で簡単に見つかった。山頂標識、目印は皆無で訪問者の少なさが分かる。樹林に囲まれて展望皆無。登って満足できる山、楽しい山じゃないし、来る人がいないのも当然だろう。

 帰りは往路を戻る。滑りやすい谷間の下りはパスして右側の微小尾根を下り続け、法面上に出たら潅木の中を左に移動して法面と自然林の境界を下って林道に出た。

 

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